うちのハッピーライフアライアンス
今回のHaLA会員様は、神奈川県の工作室グリーン代表取締役、石井俊博様です。実は今回、横浜市青葉区に、「大人も子どもも帰りたくなくなる」とウワサのショールーム『グリーンピース』があると聞きつけたHaLAスタッフ。事務局を飛び出して突撃取材してきました!
Vol. 006 2011.3.17 UP!
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地域に根ざし、持続可能な環境を自ら作る。 目指しているのは、人間も含めた「循環型社会」
――ショールーム『グリーンピース』にやってきたお客様はまず、やんちゃな柴犬のヒデヨシ君の熱烈な歓迎で迎えられます。そんな様子を小屋から覗く、ポニーのリョウマ君。その向こうでマイペースに歩き回っているのは、名古屋コーチンのシートベルト&プラムちゃんたち(現在総勢16羽)!みんな人懐っこくてかわいい!!
運輸課 竹元 リョウマ |
警備部 茶柴 ヒデヨシ |
福利厚生課 ♂シートベルト&♀プラム |
――石井社長には彼らの紹介のあと、全面無添加リフォームされたグリーンピースの内部を案内していただきました。壁や床、家具にいたるまで、炭化コルクと漆喰、無垢材でできたショールーム。ペレットストーブの炎も手伝って、他とは違う優しい空気です。
そもそも今盛んに言われている「エコ」とは、高断熱・高気密。高断熱・高気密にすると何が起こるかと言うと、乾燥し過ぎたり、高湿になり、その解消に、加湿器や除湿器を使う。換気の義務もあるし、悪い空気環境が密閉されるため空気清浄機を使ったりする・・・って、本末転倒で、どこがエコなんだ?って話になってしまう。確かに、外部からの断熱は必要だと思いますが、過度に密閉することの悪影響が伝わっていない。グリーンピースは2階建てですが、冬は1階のペレットストーブ1台で、夏は2階のエアコン1台で暖冷房が十分されています。素材が呼吸しているから、夏暑すぎず、冬寒すぎないんですよ!うちのトイレも、換気・消臭しなくても全然ニオイしないでしょ?
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ペレットストーブ森イイゾー君(奥)と、その排気熱を利用したオンドルベンチの李忠成君(手前)。名前の由来は石井社長のブログで・・・ |
科学的な接着剤を使わず、米のりと膠、組み木により製造されている家具。このダイニングテーブルで打合せをするのだそう。 |
全面漆喰の壁で、窓も換気扇もないのにニオイの全くしないトイレ |
グリーンピースの柱の一つが、「循環型社会」。商品は住環境だけど、ここには名古屋コーチンの卵と肉、知り合いの農家が無人販売している有機野菜など食糧があり、アクアクオリアでろ過された水があり、太陽光装置やペレット製造機でエネルギーも作り出せる。
災害が起きたとしても、ここにくれば何とかなるようにしたいということですね。
――まずはグリーンピースが小さな循環型社会なのですね。地域の人と土地の恵みを活かして、持続可能な食材や建材、エネルギーを提供している。そしてグリーンピースには、定期的に行っている工作教室や、近所の保育園児への開放、誕生日プレゼントとして壁画を描かせてあげるなど、子どもたちが大喜びのイベントがたくさん!
子どもはここで遊んで家に帰ると、お父さんやお母さんに一生懸命話をするんだそうです。
「リョウマが!」「ヒデヨシが!」って。親からしたら「龍馬も秀吉もいるわけないだろ!」って話なんでしょうけど(笑) そんな子どもたちはきっと10年、20年経ってもその経験を忘れないし、大人になってから自分の描いた絵を見に来たくなるかもしれない。
「環境」という中には、言わずもがな人も含まれていて、この寺家町という小さな輪でも、国際社会まで含めた大きな輪でも、循環型社会が広がっていけばいいと思うんです。
お客様のお子様が誕生日に描いた壁画は、グリーンピースの入り口に。
――まさに「未来のこどもたちに美しい社会と環境を引き継ぐ為に」、一役買われているわけですね!
みんなの情報を少しずつパクったら、今のグリーンピースになった
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最近中古で購入されたという、ペレット製造機。燃料まで自ら賄えるように。これにも素敵な名前が・・・ |
子どもたちと工作教室で作った、ミニ門松やステンドグラス、パチンコも飾られています。 |
スターリィマンの絵。リョウマ・ヒデヨシ・コーチンの姿も!グッズの販売も行っています。 |
雨水や池の水でもろ過できる逆浸透膜型浄水装置、アクアクオリア。 |
――たくさんの「楽しい!」や「気持ち良い!」があふれているグリーンピース。様々な取組みはどこからアイデアが浮かぶのですか?
いやいや、グリーンピースにあるものはみんな、色々な人の色々な情報に影響されているんですよ。
もともと、(HaLAの会員様でもある)大石会計事務所の大石所長と同級生で、シップや角田先生(HaLAプレジデントスクール校長)に出会って。シップのセミナーやHaLAフォーラム、プレジデントスクールに参加する中で、「ちゃんとしたものがいいんだ!」って改めて思ったんですよね。中でも特に、ここ(心)にガーンと来たのが、オクタの山本社長(第4回オープンフォーラム2009年8月6日)と、さいかい産業の古川さん(第5回オープンフォーラム2009年11月17日)の話。その結果が今の「無添加住宅」であり、ペレットストーブであり、最近では生活の木の重永社長(第10回オープンフォーラム2011年2月7日)のハーブコーディアルであり、雨水や池の水をろ過するアクアクオリアであり。(ちょうど取材にお伺いした日に、アクアクオリア設置工事を行っていました!)
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株式会社角田識之事務所 |
株式会社OKUTA 取締役 |
株式会社さいかい産業 取締役 |
株式会社生活の木 代表取締役 |
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自分で考えられることは本当に、「竹でハンガー作ってみよか」、くらいちょっとしたもので。みんなからもらった情報で、「いいな!」と思うものを少しずつパクって、今のグリーンピースができてるんですよ。動物を飼うっていうのも、実はあるお世話になっている方のパクリだしね!(笑)
――それにしても量も速さもすごい!たくさんありすぎて、ここではご紹介しきれません!良いと思ったものを迷いなく取り入れる、グリーンピースの取組みの根っこにある考えは何ですか?
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NPOえがおつなげて 代表理事 |
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大きく言うと、「日本への警鐘」ですよね。私も50を過ぎて、色々な情報にも触れて、国も自分も、自分のことだけ考えてていいのか?という疑問が浮かんだ。さいかい産業の古川さんも、耕作放棄地の開墾をしている曽根原さん(第8回オープンフォーラム2010年8月3日)も、またシップさんも、いい事をしている人は確かにいるけども、一般への知名度は低いじゃないですか。やっぱり、一人一人が発信しなければ広がらない。
一方で消費者であるお客様は情報過多で、一体何が正しいの?という状態になっている。なんとなく「エコ」や「自然素材」が良いとはわかっていても、その本当の知識はない。だから正しい情報を伝えていくことが、うちの一番の義務だし、それがいつか商売につながっていく。もちろん、商売へは一直線の道ではないと思うけどね。
グリーンピースとしては、「寺家町はいいとこだ、どうやらグリーンピースというところがやっているらしい」ということが広まって、都市生活のモデルケースや発信元になればいい、と思ってやっています。
――寺家町だからこそ提案できる、新しい都市生活。グリーンピースの発信が寺家町に広がり、市内、県内、関東地方・・・と広がっていくイメージなんですね。
寺家町を限界集落から、「一番子育てをしたい町」へ
――それでは最後に、グリーンピースの将来像を教えていただけますか?
寺家町は今、限界集落なんですよ。来ていただければわかるけど、畑ばっかりだし、じいちゃんばあちゃんしかいない。
だけどここを将来、「一番子育てをしたい町」にしたい!
そのためにもショールーム「グリーンピース」を、地域の方に必要とされる場所にすること。
「住宅のことなら何でも解決できて」「子どもたちが来たがって」「安全な食物と燃料が手に入る」、グリーンピース。次世代に引き継がれる場所にしていくのが、今の私の使命ですね。
――さまざまな情報から得た「良いもの」を詰め込んで、地域のお客様や未来の子どもたちのハッピーライフに一役買っている工作室グリーンさま。
ショールーム「グリーンピース」には、地域への愛だけにとどまらず、たくさんの楽しさや心地よさが溢れています。ぜひ一度足をお運び下さい。「まだ帰りたくない~」という子どもたちの気持ち、きっとあなたもわかるはずです。
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